タングステンとは
タングステンとは -------------------------------------------------------------------------------- タングステン (Tungsten)は、金属元素の一つです 元素記号は 「W」です。 原子番号は74。 原子量は183.84。 融点は3400℃ほど 沸点は5000℃を越える。 比重は、19.3。
アクセサリーへ使用されるのはタングステン を85.7%含んだ合金となります データはは上記のものではありません。 下記「アクセサリーへの可能性」参照
特徴 熱に強い とても硬い とても重たい
灰白色の非常に硬く重い金属で、クロム族元素に属する。 化学的に安定で、その結晶は体心立方構造(BCC)を持つ。 タングステンとは、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー語で 重い石という意味がある。その名の通り重さは金に匹敵します アクセサリーに使用しているものは金の比重より軽いものとなります
先日タングステンの板に金を貼り付け純金と偽り換金したという事件がありました それほど金と同じぐらいの比重があるということです
タングステンは世界の80%以上を中国で産出しています。 当店のタングステンアクセサリーは、この中国で産出された良質のタングステンを 中国でも一番信頼のおける工場に依頼して製造していただいております。 品質管理面や、製造技術は最高の工場です。
タングステンは希少金属にあたり、国際的にも重要な金属となります そのため、製造方法などを公開されていない場合が多く 資料となるものが少ないのが現状です。 こちらに記載していることも、わかる範囲で記載しています。
日本でも山口県などで産出されていたようですが、 今はほとんどが廃坑となっています。 山口県岩国市のタングステン鉱山の跡地を利用したテーマパーク でその鉱山跡が見ることが出来ます 坑道の跡を探検できる面白いテーマパークです こちらは小学生の子どもさんがおられる方にはお奨めですよ♪ 当店に飾ってある、タングステンの原石も こちらで購入したものです
鉱石の写真はこちら⇒ブログへ
タングステンの用途 -------------------------------------------------------------------------------- タングステンは非常に高い電気抵抗があるため、 身近なものでは電球のフィラメントに使用されています
比重が高くとても硬い金属のため、 砲弾や、散弾銃の玉などにも使用されています。
最近では、有害な鉛の代用品として、 釣りのおもりなどにも利用されています。 炭化タングステンは私が調べた限り、危険性の少ない物質となっておりました (ただ、製造時に出る粉塵は目に刺激を伴い発がん性の可能性があるようでした 専門の業者でないと製造などは出来ないようです) 金属として製品になっている時点では毒性や危険性などはないようですが、 口に入れたり飲み込んだりしないでくださいね。
一般的には、工業用の工具や、切断器具 高度な電気器具の中、時計の部品などに使用されていることが多いようです。 環境にやさしい金属ということもあり最近ではいろいろなものに使用されているようです また、レアメタルであるためリサイクル率が高い金属でもあります
アクセサリーへの可能性 --------------------------------------------------------------------------------
タングステンはダイヤモンドに次ぐ硬さを持つ金属です。 その重量感と、とても硬い性質、 そして、その独特の奥深い輝きのため、 最近ではアクセサリーの素材として注目されています。 製造はほとんどが中国で行われています (当店のものは中国でも最大級の工場に依頼して製造しています)
プラチナやシルバーとは違う独特の存在感を放ちます。
ダイヤモンドなどに次ぐ硬さを持つタングステンは、 日常生活ではほとんど傷が付くことのない半永久的に輝き続ける金属です 注意・・まったく傷が付かないわけではありません。 また、汚れなどでくすんでくる場合もあります(下記参照)
その硬さゆえ、製造にはとても手間と労力、技術が必要です。 他の金属のような加工法では成型できません。
当ブランドのタングステンアクセサリーは、高純度(約85%)のタングステン化合物を使用し (国際規格の炭化タングステンを使用しています) タングステン100%では、アクセサリーへの加工が出来ないため85.7%にして製造します。 加工が出来るようにニッケル、チタンなどを加えてあります。 こうすることにより、割れやすいと言う欠点もカバーしています(まったく割れないと言うわけではありませんのでご注意下さい)
こうした合金を使用し一つずつ手作業による削り出し、丁寧に磨きをかけたアクセサリーです。 やわらかくしてあるとはいえ鉄のヤスリなどでは傷がつかないほど硬いため1点の製造には約1ヶ月かかってしまいます。
下の画像はタングステンリングの原型です ここからは一つ一つ職人が手作業で削りだし磨きをかけます
大きな画像はブログでご覧ください⇒ブログへ
手作業での磨きをかけるため、一つ一つのリングにはどうしても誤差が生じます 当店のアクセサリーも出来るだけその誤差を少なくするよう 熟練の職人に製造していただいておりますが 多少の誤差が生じることはご了承下さい。 また、製造上に出来る小さな磨き傷が見える場合があります。 出来るだけこの傷も見えなくなるぐらい磨きをかけております
ヨーロッパや、アメリカではすでにブームとなっているタングステンアクセサリー 日本でもこれから人気が出ることは間違いないでしょう
当店では現在リング(指輪)を中心に展開しています。 ブレスレット、ペンダント、ピアスなどご要望も多いのですが タングステン自体が硬く、加工がしにくいため、また割れてしまうと言う欠点があり なかなかいいデザインのものが出来ません もっと技術が進歩すれば、いろいろなデザインが増えてくると思います
傷が付かないって本当? -------------------------------------------------------------------------------- 上記のようにタングステンは非常に硬い金属です。 鉄製のなどで擦っても目に見える傷が付きません。 通常使用している程度で傷が付くことはほとんどありません
当店のタングステンアクセサリーは加工がしやすくするため、 他の金属との化合物(国際基準の化合割合です) を使用しています(タングステンカーバイト:炭化タングステン857) 100%に近いタングステンでは細かいアクセサリーへの加工が 非常に難しくデザインが出来ないためです
加工が出来るということは何かほかの物質で削れるということです アクセサリーの加工工程ではダイヤモンドのや レーザーなどを使って行っております
通常の日常生活ではほとんど傷が付くことがありませんが、 非常に硬いものと擦り合わせてしまうと傷が付くこともあります。 あくまでもアクセサリーですのでアクセサリーとして使用していただきますようお願いいたします --------------------------------------------------------------------------------
↑鉄製のヤスリで 強くこすっているところ 20回ぐらいこすってみました ↓↓↓
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今まで試したものの中には、鉄製の、コンクリートブロック 台所用研磨剤、ガラスなどでは傷が付きませんでしたが 包丁を研いだりするときに使う器具(砥石)、 紙やすり、ネイルアート用のでは傷が付きました。 タングステンの硬さに近い素材のものと擦り合わせても傷が付く場合もあるようです
また、ハンマーでたたくと、割れてしまいます。 (ちなみにダイヤモンドも砕けることもあります) 硬すぎる金属のため、曲がらず割れてしまうのです 上記のモース硬度とは傷つきにくさの尺度であり、壊れにくさの尺度ではありません 硬いものでたたいたり、硬いものに投げつけたり絶対にしないで下さい
また、400度以上になると酸化が始まります。 火であぶったりすると変色してきます 通常は何も起こりませんが、高温にすると破断するなど危険が伴いますので、 絶対に火であぶったりしないで下さい
普段のメンテナンスは? --------------------------------------------------------------------------------
シルバーアクセサリーは専用の液や布で メンテナンスをしないと すぐに変色し黒っぽくなってしまいます
タングステンは非常に安定した金属ですので、 変色やさびなどは起こしにくい金属です。
通常の使用方法では特別なメンテナンスはほとんど必要ありません。 ただ何もしないで汚れたままほって置いたりするとだんだんときたなくなります 50年後も何もしなくても輝いていると記載しているところもありますが それはうそです。ステンレスは汚れない金属として有名ですが タングステンは他の金属と同様に汚れます
汗や、あぶら、ほこりなどをほっておくと、表面に付着し それが水垢のようになり取れなくなることがあります 着用後には軽く水洗い(中性洗剤を使うとよりいいです)をお奨めします。 結構ごしごしこすっても傷はほとんどつきませんのでしっかり汚れを取ってください 汚れが残ったままになるとそこから輝きがなくなり だんだんとくすんだ感じになります。
汚れがひどくなったときには 家庭用中性洗剤で洗ってください。 ハイターなどの漂白剤(原液では使用しないでください)や、 家庭用の研磨剤(クレンザー)などで洗っても大丈夫ですが、 洗ったあとはしっかりと水で洗剤等をしっかり洗い流してください。 洗剤が付着したままになると取れなくなります
それでも取れにくいときには、消毒用のアルコールが結構きれいに取れです 乾いた布にアルコールをつけてごしごしこすってみてください。
また、磨き液などで磨いたりすると輝きがなくなる場合もあります 通常は中性洗剤などで洗うようにしてください。
使用には注意を払って、通常の使用をお願いします 硬い金属だからといって乱暴にあつかったり、 通常アクセサリーにしないようなことを行ったりするととても危険です 通常の使用以外で起こった怪我などは一切当店は補償いたしません。
以上は私が独自に調べたものを記載しております 内容が間違っていないよう細心の注意を払って記載しておりますが もし間違いなどありましたらご指摘いただければうれしいです
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